インターン体験記

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インターンシップ体験談

沖縄平和協力センター
インターンシップ期間:2022年8月22日~26日
広島市立大学 国際学部 2年
矢野 かりん


 フランスへの留学を予定していたが、ウクライナ情勢による影響により来春への延期が決まり、この夏は自分自身が育った沖縄について何も知らないという状況を変えるために行動しようと決め、今年の夏の目標は「平和学習に取り組むこと」にしました。その目標の中で、インターンシップに取り組み、自分の将来に生かせることを学べ、かつ今年の目標を達成することが出来るインターンシップ先を探していた際に、沖縄平和協力センター(OPAC)さんを見つけ、応募させていただきました。

 インターンシップ前日は、しっかりと仕事に取り組めるか、ご迷惑をおかけしないかなどと不安になり当日も不安なまま迎えたのですが、OPACの皆さんは優しく、色々お話をしながら自分のペースで作業に取り組むことが出来て、すごく濃い一週間を過ごすことが出来ました。OPACの皆さん、同時期にインターンシップをされていた兼城さん、また沖縄戦・基地問題について教えていただいた仲本さん、ありがとうございました。

  留学セミナーのSNSを利用した告知や、プレスリリースの作成といった対外発信用の文書作成など、これまで行ったことのない多くのことに取り組ませていただきました。取り組んでいる際も、これまで知らなかったことばかりで多くのことを吸収出来たと思います。文章を作成することが多く、これからの大学生活の中でも生かしていけたらと思っています。

 沢山の業務に参加させていただき、その度に指導・助言をいただきました。沖縄と広島の平和教育を比較したコラム作成では、広島での生活の中で感じていた私の思いを発信できる機会となり、樋口さんからの様々なアドバイス・指導のおかげで、自分自身も「平和学習の在り方」や「平和」について改めて考えるきっかけとなりました。また、仲本さんにひめゆりの塔や嘉数の高台に連れて行っていただき説明を受け、資料館に足を運ぶだけでは知りえない情報や、普天間基地の問題をどう考えていくのか、私自身もその問題と向き合うきっかけが出来たと思います。同世代の方が平和学習や基地問題に対して行動している姿は、私にとってすごく刺激となりました。

 一週間という短い期間でしたが、OPACでのインターンシップでの体験、学びを大切に自分自身の将来に向けて、また沖縄や広島に関係を持つ者として多くのことに挑戦していきたいと思います。ありがとうございました。